
「ラグがある気がする…」を“定量+体感”で可視化。反応(①)・エイム(②)・ブレーキ判断(③)の3つの操作を通じて、 0 / 100 / 300 / 800ms の遅延を直接体験できます。
ラグのある世界を気軽に体験できるのでどうぞ試していって下さい。
目次
まずは体験:ラグを選んで3つの操作を試す
- 下のラグ(0/100/300/800ms)を選択。
- ①はクリック→動き出しの“待ち”を実測。
 ②は動く🎯で自分のズレ量を確認。
 ③はブレーキ判断でオーバー/手前を可視化。
- 判定後に簡単な評論を出しています
ラグ体験シミュレーター
下の遅延を選んで、3つのミニゲームで 0 / 100 / 300 / 800ms のラグを体感できます。
① クリック → 物体が動き出すまで
青い箱をクリック → 選んだ遅延の後に丸が走ります。“押してから動くまで”の実測が分かる。
クリックで開始
② 動く🎯をクリック → どれだけズレる?
🎯は左右に往復。狙ってクリックしても、ラグ後に処理されるので"ズレの距離感"が分かる。
③ ブレーキ判定(レース系)
「ストップ」を押すタイミングがラグでどうズレる? 速度・路面グリップも調整できます。
ラグの“体感早見表”と解釈
| 遅延(ms) | プレイ体感 | おすすめ先読み/話し方 | 所感 | 
|---|---|---|---|
| 0–60 | 操作は自然。FPS/音ゲ/VCとも快適。 | 基本は補正なし。音声も普通のテンポでOK。 | “違和感ゼロ”。この水準を保てると理想。 | 
| 80–150 | ワンテンポ遅れ。素早い操作で違和感。 | 先読み+0.08〜0.15s。VCは短文/区切り意識。 | 慣れでカバー可能。競技系は要調整。 | 
| 200–350 | 遅れが明確。エイム/ジャスト回避が難しい。 | 先読み+0.2〜0.35s。会話は“相手の発話後に一呼吸”。 | “修正で戦う”領域。設定&導線の見直しを。 | 
| 400+ | 判定ズレが常態化。対戦は実用外に近い。 | 大きめ先読み+0.4s〜。会議は発言の譲り合い必須。 | 根本原因の分解(Wi-Fi/回線/端末/サーバ)へ。 | 
3つの操作で分かること
- ①反応:UIや入力遅延を計測。「押してから動く」という直感に直結。
- ②的当て🎯:“遅れて処理される”ことの視覚化。同じ感覚で押してもズレを体感できる。
- ③ブレーキ:ラグだけでなく速度とグリップの具合で距離が変わるため「予測による物理と操作」の両面を知れる。
とまっているのと動いているのとでラグ感は大きく変わる
同じラグでも、移動する的を当てるのと目標位置に止めるでは補正量が違います。これら3つのゲームを通して体感していただければと思います。
ラグ改善方法(優先度順)
- 5GHz固定+チャンネル固定(36/40/44/48):干渉を避け、RTTのバラつきを抑える。
- LAN直結で対照実験:Wi-Fi起因か上流起因かを切り分け。
- ルーター設置&再起動:高め・見通しの良い場所/24h超稼働なら再起動。
- 中継機の多段回避:メッシュ or 有線バックホールを検討。
- 時間帯ログ:夜間の混雑影響を見極める(朝と比較)。
よくある質問
Q. ラグは“msが低いほど正義”ですか?
A. 一般にはYesですが、安定性(ジッター)も重要。80msで安定の方が、50msで揺れるより快適な場合も。
Q. 会議が噛み合わない…
A. ラグが大きいと相槌かぶりが増えます。短文・要点・指名での進行が有効。
Q. 音ゲーはどうする?
A. 本シミュレーターで測った反応の実測値をオフセット設定に転用すると安定します。
まとめ:数値→体感→先読みの三段跳び
- 数値化(0/100/300/800ms)で“正体不明の違和感”を言語化。
- 体感(①②③)で“自分のズレ”を視覚化。
- 先読みと宅内対策で、最短の改善サイクルへ。
 
               		           		  

