Wi-Fi6の圧倒的パワー(速度)をiPhone11でレビュー!WSR-5400AX6
投稿日:2020年9月12日 更新日:
最近よく「Wi-Fi6」という言葉を耳にします。恥ずかしながらWi-Fi6についてはそこまで知識がなかったのと、自分にはあまり関係ないと思い過ごしていましたが、先日ブログの読者からお問い合わせをいただき、
Wi-Fi6の速度の速さをテストした記事を書いてくれませんか?対応無線ルーターを買おうかと迷っているのですがどうも踏ん切りがつかなくて...
という、まさかの私の速度実験への背中を押してくれるメールをいただくことになりましたw
なので今回はWi-Fi6の凄さを確かめるために新型iPhone11を使ってWi-Fi6対応のハイエンド無線ルーター「WSR-5400AX6」の速度レビューを行いましたのでどうぞ最後までご覧下さい。
目次
Wi-Fi6を超簡単に解説
まずWi-Fi6が何か分からない方に向けて超~~~簡単に解説します。まずどういうものかといいますと、
速い・繋がりやすい・スマホ省エネだが、対応機種がまだ少ない
かなり良い技術が備わっているが、最新すぎるが故に対応機種がまだ少ない...というものです。(でも下位互換性があるので非対応機種でも全然使えます!)
ではどういったものなのか少し詳しく見ていきましょう。
分かりやすい名称に変わった
実はWi-Fi6という名前は「分かりやすい名称」に変わった名前だったのです。Wi-Fi6も含めたその他のWi-Fi規格を表で簡単解説すると、
Wi-Fiの正式名称である「IEEE 802.11」は、規格によって最後のアルファベットが変わります。歴代のWi-Fi規格を表にまとめると、以下のようになります。
Wi-Fi 規格名 最大通信速度 周波数 新呼称 IEEE 802.11a 54Mbps 5GHz 帯 - IEEE 802.11b 11Mbps 2.4GHz 帯 - IEEE 802.11g 54Mbps 2.4GHz 帯 - IEEE 802.11n 600Mbps 2.4GHz 帯
5GHz 帯Wi-Fi 4 IEEE 802.11ac 6.9Gbps 5GHz 帯 Wi-Fi 5 IEEE 802.11ax 9.6Gbps 2.4GHz 帯
5GHz 帯Wi-Fi 6 表を見るとわかるように、「IEEE 802.11」の末尾のアルファベットはa、bの次がgまで飛んでおり、規則性がつかみにくいです。どれが最新のWi-Fi規格なのか、回線に詳しい人でないと明確にわかりません。
新呼称で「Wi-Fi 6」など数字表記にするとどれが最新かすぐに分かりますね。Wi-Fiの規格が数字表記になるのは、IEEE802.11n の「Wi-Fi 4」からとなります。
確かに元々表記されていた「IEEE 802.11**」のような名称だと長くて覚えにくかったですね。なので現時点で一番いいWi-Fi規格がWi-Fi6だということです。
Wi-Fi6の3つのメリット
Wi-Fi6はWi-Fi5に比べて機能が大きく向上したのでその3つのメリットをご紹介いたします。
※内容はバッファロー公式でWi-Fi6のメリットについて詳しく解説されていたので、主にそちらから引用いたします。
下記Wi-Fi6の3つのメリット引用:バッファロー Wi-Fi6とは
最大通信速度が約1.4倍と高速化
「Wi-Fi 6(11ax)」の最大通信速度(理論値)は、「Wi-Fi 5(11ac)」と比べて約1.4倍も高速。
8Kや4Kといった高解像度の映像配信が可能になったり、データの送受信にかかる時間が大幅に短縮されます。
しかも、5GHz帯と2.4GHz帯の両方が使えるため、電波の状況に応じてつなぎ変えても快適に利用できます。
複数同時通信に強い
Wi-Fiに同時につなぐ台数が増えると、通信が混雑しやすくなり、「遅い」「つながりにくい」と感じることが増えてきます。
「Wi-Fi 6(11ax)」には、「直交周波数分割多元接続(OFDMA)」という技術が採用されており、多台数の機器が同時にWi-Fiにつながっている状態でも、通信の順番待ちが発生しないので、快適にWi-Fiを利用できます。
スマホのバッテリー長持ち
「Wi-Fi 6(11ax)」には、スマートフォンなど子機側のバッテリー消費を抑える「TWT(Target Wake Time)」という技術が採用されています。Wi-Fi親機から端末へのデータ通信タイミングを調整し、信号受信待機の必要がない時に子機側の通信機能をスリープ状態へ移行させることで消費電力を抑え、バッテリーを長持ちさせることができます。今後、TWT対応スマートフォンなどの登場が期待されます。
さて、Wi-Fi5に比べてWi-Fi6からプラスになる3つのメリットをご紹介させていただきましたが、2020年時点でまだWi-Fi6対応のスマホ機種はどれくらいあるの?と気になると思いましたので、次項でWi-Fi6対応スマホ一覧をご紹介いたします。
Wi-Fi6対応スマホはまだ少ない
まず初めに一番大事なことをいいます。
Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)に対応したスマホやPCでないと最大能力を発揮できない
ということです。せっかくWi-Fi6に対応した無線ルーターを導入してもスマホやPCがWi-Fi6に対応してなかったら最大限能力を発揮することができません。
※もちろん非対応だからといって利用できないわけではありませんが、非対応機種だった場合はWi-Fi5やWi-Fi4で自動的に接続されるのでご安心下さい。
Wi-Fi6対応スマホ一覧表
因みに現時点(2020年12月)Wi-Fi6に対応しているスマホは下記通りで、(メーカー毎に記載)表引用:24Wireless
メーカー | 製品名 | 対応帯域幅 | WPA3 | SoC | 対応時期 | キャリア フリー※ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Apple | iPhone 12 | ○ | Apple A14 Bionic | 2020/10(発売時) | ○ | ||
Apple | iPhone 12 mini | ○ | Apple A14 Bionic | 2020/11(発売時) | ○ | ||
Apple | iPhone 12 Pro | ○ | Apple A14 Bionic | 2020/10(発売時) | ○ | ||
Apple | iPhone 12 Pro Max | ○ | Apple A14 Bionic | 2020/11(発売時) | ○ | ||
Apple | iPhone SE (第2世代) | ○ | Apple A13 Bionic | 2020/04(発売時) | ○ | ||
Apple | iPhone 11 | ○ | Apple A13 Bionic | 2019/09(発売時) | ○ | ||
Apple | iPhone 11 Pro | ○ | Apple A13 Bionic | 2019/09(発売時) | ○ | ||
Apple | iPhone 11 Pro Max | ○ | Apple A13 Bionic | 2019/09(発売時) | ○ | ||
ASUS | ZenFone 7 | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/10(発売時) | ○ | |||
ASUS | ZenFone 7 Pro | Qualcomm Snapdragon 865+ | 2020/10(発売時) | ○ | |||
ASUS | ROG Phone 3 | Qualcomm Snapdragon 865+ | 2020/09(発売時) | ○ | |||
Black Shark | Black Shark 3 | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/10(発売時) | ○ | |||
Huawei | P40 Pro 5G | 160MHz | HiSilicon Kirin 990 | 2020/06(発売時) | ○ | ||
LG | V60 ThinQ 5G L-51A (ドコモ) | 80MHz | ○ | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/05(発売時) | ||
LG | V60 ThinQ 5G A001LG (ソフトバンク) | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/05(発売時) | ||||
Nubia | Red Magic 5 | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/07(発売時) | ○ | |||
OPPO | Find X2 Pro OPG01 (au) | ○ | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/07(発売時) | |||
Samsung | Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A (ドコモ) | 80MHz | Qualcomm Snapdragon 865+ | 2020/11(発売時) | |||
Samsung | Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06 (au) | Qualcomm Snapdragon 865+ | 2020/10(発売時) | ||||
Samsung | Galaxy Z Fold2 5G SCG05 (au) | Qualcomm Snapdragon 865+ | 2020/11(発売時) | ||||
Samsung | Galaxy Z Flip 5G SCG04 (au) | Qualcomm Snapdragon 865+ | 2020/11(発売時) | ||||
Samsung | Galaxy S20 Ultra 5G SCG03 (au) | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/07(発売時) | ||||
Samsung | Galaxy S20+ 5G SC-52A (ドコモ) | 80MHz | ○ | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/06(発売時) | ||
Samsung | Galaxy S20+ 5G SCG02 (au) | 80MHz | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/06(発売時) | |||
Samsung | Galaxy S20 5G SC-51A (ドコモ) | 80MHz | ○ | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/03(発売時) | ||
Samsung | Galaxy S20 5G SCG01 (au) | 80MHz | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/03(発売時) | |||
Samsung | Galaxy Fold SCV44 (au) | Qualcomm Snapdragon 855 | 2020/05/19 | ||||
Samsung | Galaxy Note10+ SC-01M (ドコモ) | ○ | Qualcomm Snapdragon 855 | 2020/02/03 | |||
Samsung | Galaxy Note10+ SCV45 (au) | Qualcomm Snapdragon 855 | 2020/01/21 | ||||
Samsung | Galaxy S10 SCV41 (au) | Qualcomm Snapdragon 855 | 2020/01/14 | ||||
Samsung | Galaxy S10+ SCV42 (au) | Qualcomm Snapdragon 855 | 2020/01/14 | ||||
Samsung | Galaxy S10 SC-03L (ドコモ) | Qualcomm Snapdragon 855 | 2020/01/22 | ||||
Samsung | Galaxy S10+ SC-04L (ドコモ) | Qualcomm Snapdragon 855 | 2020/01/22 | ||||
Samsung | Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L (ドコモ) | Qualcomm Snapdragon 855 | 2020/01/22 | ||||
SHARP | AQUOS R5G SH-RM14 (楽天) | 80MHz | ○ | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/06(発売時) | ||
SHARP | AQUOS R5G SH-51A (ドコモ) | 80MHz | ○ | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/03(発売時) | ||
SHARP | AQUOS R5G SHG01 (au) | 80MHz | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/03(発売時) | |||
SHARP | AQUOS R5G 908SH (ソフトバンク) | 80MHz | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/03(発売時) | |||
SONY | Xperia 5 II SO-52A (ドコモ) | 80MHz | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/11(発売時) | |||
SONY | Xperia 5 II SOG02 (au) | 80MHz | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/10(発売時) | |||
SONY | Xperia 1 II XQ-AT42 (ソニーストア) | 80MHz | Qualcomm Snapdragon 865 | ○ | |||
SONY | Xperia 1 II SO-51A (ドコモ) | 80MHz | ○ | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/06(発売時) | ||
SONY | Xperia 1 II SOG01 (au) | 80MHz | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/05(発売時) | |||
ZTE | Axon 10 Pro 5G 902ZT (ソフトバンク) | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/03(発売時) | ||||
富士通 | arrows 5G F-51A (ドコモ) | 80MHz | ○ | Qualcomm Snapdragon 865 | 2020/07(発売時) |
※:キャリアを介さず販売されているSIMフリー(SIMロックフリー)の端末は「キャリアフリー」欄に○
表引用:24Wireless 国内スマートフォンの11ax("Wi-Fi 6")対応状況
このようにまさに「最新スマホ」のみしかWi-Fi6に対応していません。
なので、現時点でこれらの最新スマホを持っているか、それともこれから機種変更などする予定がある方はWi-Fi6対応の無線ルーターの能力を最大限発揮することができます。
現在使用しているWi-Fi機器も「Wi-Fi 6」対応ルーターにつながる
「Wi-Fi 6」に対応したWi-Fiルーターを購入したら、買い替えを予定していない「Wi-Fi 5」や「Wi-Fi 4」対応のスマホやパソコンも「Wi-Fi 6」搭載のWi-Fi機器に揃える必要があると思われるかもしれませんが、Wi-Fiルーターを新しく購入しても、今まで使っていたスマホやパソコンを「Wi-Fi 6」対応の機器で買い揃えなければいけないということはありません。
「Wi-Fi 6」対応のWi-Fiルーターは、下位互換といって、古い世代のWi-Fi規格にも対応しているので、今使っているスマートフォンやタブレット、パソコン、スマート家電が対応している規格を上限として今までと同じようにWi-Fiを使えます。
Wi-Fi6対応の無線ルーターとiPhone11を新たに購入
私も現時点でWi-Fi6対応スマホはもちろん持っている機器全てがひとつ前のWi-Fi5対応だったため実験するために急遽Wi-Fi対応スマホが必要となりました。
そこで2年ちょっと使っていた楽天モバイルのZenFone4とお別れを告げ、Simフリーで販売されていたiPhone11を大奮発して購入しました。笑
こちらが新しく購入した白ロムiPhone11(64GB)。写真を撮影した時ははまだガラス保護ケースが届いていなかったので、新品の透明フィルムがついたままでした。また楽天モバイルandroidからの移行手続きなどの初期設定が想像以上に時間がかかり1時間近く苦戦しました。苦笑
またWi-Fi6対応の無線ルーターも必要だったのでバッファローの「WSR-5400AX6-MB」も購入しました。
WSR-5400AX6-MBにした理由は単純にスマートでカッコよかったから
Wi-Fi6対応の無線ルーターをWSR-5400AX6-MBにした理由はシンプルに「スマートでカッコよかった」からです。笑
この画像の通り、デザインがシャープでスマートな見た目なので私は好きです。色も「マットブラック or シャンパンゴールド」と2色選べますが、マットブラックの方がカッコよさそうだったのでこちらに決めました。
※こちらがマットブラックとシャンパンゴールドの色の違い。
無線ルーターの性能がいいに越したことはありませんが、アンテナが「ビシビシッ」となっている見た目はあまり好みではないのでこういう系が欲しかったです。
またそのアンテナ「ビシビシッ」系とも見た目を比較した写真も撮りました。
今まで私が持っていたバッファローの無線ルーターは少し「ゴツゴツ系」の上で、①に関してはまさに「ゴツゴツ&ビシビシッ系」でした。しかし今回購入した②WSR-5400AX6-MBは見ての通りスマートな感じなのでカッコいいです。
WSR-5400AX6-MBの色々な角度の写真大放出
回転バージョンも!
静止画だけでは魅力が伝わり切らないと思ったので、思い切って回転GIFも作っちゃいました笑 想像以上にいい感じにできましたが、撮影・編集・容量ダウンなどむちゃくちゃ労力がかかったのでもう同じのを作るのは嫌です苦笑
WSR-5400AX6-MBのスペック紹介
画像や回転GIFでWSR-5400AX6-MBの見た目についてご紹介しましたが、スペック(中身)についても詳しくご紹介します。
※中身についてはバッファローさん公式サイトから引用させていただきます。
スペック表と主な機能16個
対応情報 | 対応OSなどの対応情報は、対応情報ページからご確認いただけます。 | |
---|---|---|
制限事項 | ※一部機能はルーター動作時のみに使用可能です。詳細は取扱説明書でご確認ください。 ※本製品は屋内使用に限ります。 | |
無線LANインターフェース | 伝送方式 | CCK、DSSS、OFDM、OFDMA、MIMO |
周波数範囲(チャンネル) | 5GHz: W52 36/40/44/48ch (5180~5240MHz) W53 52/56/60/64ch (5260~5320MHz) W56 100/104/108/112/116/120/124/128/132/136/140ch(5500~5720MHz) W56(新電波法対応) 144ch 2.4GHz: 1~13ch (2412~2472MHz) ※電波法によりW52/53は屋外使用禁止です。 | |
準拠規格(最大転送速度) | 5GHz: IEEE 802.11ax:4803Mbps (160MHz 4x4) IEEE 802.11ac:3466Mbps (160MHz 4x4) IEEE 802.11n:600Mbps (40MHz 4x4) IEEE 802.11a:54Mbps 2.4GHz: IEEE 802.11ax:573Mbps (40MHz 2x2) IEEE 802.11n:300Mbps (40MHz 2x2) IEEE 802.11g:54Mbps IEEE 802.11b:11Mbps ※表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。 | |
セキュリティー | OPEN WPA WPA/WPA2-mixed WPA2 WPA2/WPA3 WPA3 Any接続拒否 プライバシーセパレーター MACアクセス制限 (最大登録許可台数:64台) | |
アンテナ | 内蔵アンテナ 5GHz:4本 2.4GHz:2本 | |
アクセスモード | インフラストラクチャーモード、中継機能 | |
有線LANインターフェース | 伝送速度 | LANポート:最大1Gbps×4 INTERNETポート:最大1Gbps×1 |
端子形状 | RJ-45型 8極 | |
WAN側IP取得方法 | 手動 / DHCP / PPPoE / DHCPv6-PD / IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)※ ※IPv4 over IPv6での通信はOCNバーチャルコネクト、v6プラス、IPv6オプション、transixに対応しています。動作サービス確認はこちらからご確認下さい。 | |
セキュリティー | ステートフルパケットインスペクション(SPI)、パケットフィルタリング、VPNマルチパススルー(PPTP) | |
その他機能 | 回線自動判別切替機能 | |
電源 | AC100V 50/60Hz | |
消費電力 | 14.6W(最大) | |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 59×177×175mm ※付属品および突起物を除く | |
質量 | 約650g ※本体のみ | |
動作保証環境 結露なきこと | 温度 0〜40℃ 湿度 10〜85% | |
保証期間 | 1年間 | |
主な付属品 | スタンド、ACアダプター、LANケーブル(0.5m)、取扱説明書 ※保証書は取扱説明書に記載 |
表や文字で見るとこんな感じです。そう上で「主な機能」を箇条書きでお伝えしますと全部で【16個】もありました!!
- 【Wi-Fi6】大容量・多台数通信に強い 新しいWi-Fi規格「Wi-Fi 6(11ax)」
- 【Wi-Fi6】ワイドバンド 5GHz 160MHz対応
- 【Wi-Fi6】よりたくさん同時につながる
- 【Wi-Fi6】スマホ省電力
- スリムですっきり置ける
- 死角のない内蔵アンテナ設計
- ネットが速くなる! 日本の主要なIPv6サービスに対応
- 1.5GHz トリプルコアCPU
- ビームフォーミング
- たくさんつないでも速度が落ちにくい MU-MIMO
- 「バンドステアリングLite」機能搭載
- スマホなど端末の無線再設定が不要「無線引っ越し機能」
- より強固なセキュリティー「WPA3」対応
- ネットの使い過ぎや有害サイトを簡単にブロック
- 訪問した友人にも簡単にWi-Fiを提供 「ゲストポート機能」
- 設定がスマホでできる「専用アプリ」
* 【Wi-Fi6】と書かれているのはWi-Fi6対応になってから新たに導入された機能
あまりにも多くの機能があるため全部紹介すると大変長くなってしまうため省略しますが、WSR-5400AX6-MBがどんな無線ルーターか簡単に言うと
カッコよくて速くて繋がりやすい上に簡単設定でセキュリティ万全な「超ハイエンド無線ルーター」!!
ということですw
「ハイスペックを求めるが、値段を少し抑え目で欲しい(コスパ〇)」
という方にはとてもおすすめの無線ルーターです。
Wi-Fi6で速度実験
では本題であるWSR-5400AX6でWi-Fi6に対応しているiPhone11を使った速度実験をしていきます。
測定条件としては下記通りで、
【WSR-5400AX6】
- 接続回線:フレッツ光(最大1Gbps)
- プロバイダ:GMOとくとくBB(v6+)
- 距離:ルーターから10cm
- ケーブル:カテゴリー7*
- 時間帯:20時付近
- 測定スマホ:iPhone11 64GB(新品)
- 測定回数:5回
* ONUから無線ルーター接続に使用
v6プラス測定ページより、「v6プラス使っています」が出ているため、v6プラス通信でできていることが証明されています。
撮影風景
※動画の撮影の都合上(スマホも無線ルーターも写真の枠におさめたい思い!)上の写真の通り近距離で撮影を行いました。
スマホ側(iPhone11)は接続するだけでOK
Wi-Fi6接続する上でスマホ側では特に複雑な設定は不要で、5GHz帯に接続するだけでOKです。
バッファローの場合はたいてい「Buffalo-A」が5GHz帯なので語尾が【A】を選択するようにするといいです。
またWSR-5400AX6はセキュリティ性の高い「WPA3」に対応しているので、Aの後にWPA3と書かれている方を選択することをおすすめします。
【無線引っ越し機能でらくらく引っ越し♪】
今回私は無線の接続初期設定をするために「パスワード」を無線ルーターの横に張ってある情報を元にiPhone11に入力して接続設定しました。(あくまで実験のためだったので)それだけでも十分簡単なのですが、もっと簡単な方法があり「無線引っ越し機能」で入力不要で旧無線ルーターからお引越しすることができます。
■ご利用中のSSIDをそのまま利用可能
新旧それぞれのルーターのAOSS/WPSボタンを押すだけで本商品に無線設定を引き継げます。
■他社ルーターも対応
従来のBUFFALO製はもちろん、他社製Wi-Fiルーターにも対応。
※AOSS/WPS搭載機に対応しています。
※AOSSのみ対応の機種ではご利用いただけません。
■スマホなど端末の再設定は不要
スマートフォンやタブレット、PCなどの再設定は不要でそのまま使えます。
測定結果
「よーし、測定するぞ~」
と意気込んで最初に測定したら、下記のような結果が出ました(結果が凄かったので思わずgifで作成しました)
なななんとおおお!!!
無線で下り460Mbpsを超えているではありませんかぁぁぁあ!?!?!
以前の記録から約70Mbpsアップ
こちらは「NEC WG2600HS」で約1年前に作った記録です。当時はWi-Fi5を5GHzでハイスペックPCの「HP SPECTRE」で今回とほぼ同じ条件で測定した結果です。
前回と変わったところは
- Wi-Fi5⇒Wi-Fi6
- PC SPECTRE⇒iPhone11 64GB
この2点で、無線ルーターや測定機種が最新のものに変わったことにより、速度が約70Mbpsも向上することができました!
実は有線接続以上に速かった
以前に「LANケーブルの速度比較実験」をした記事を書きましたが、その時の下りのMAXが「333Mbps」でした。
今回は無線で接続したのにも関わらず、下りが「約400Mbps」も出ており、まさかの以前に測定した有線接続越え...。時代は進化しているのか!?
全5回を画像で解説
※新しく買ったiPhone11ではなぜかGoogleのスピードテストの上りが中途半端なところでいつも止まってしまいますが、下りはちゃんと測定できていました。
WSR-5400AX6 | 下り速度 |
1回目 | 468.5Mbps |
2回目 | 276.0Mbps |
3回目 | 390.6Mbps |
4回目 | 274.0Mbps |
5回目 | 463.4Mbps |
平均 | 374.5Mbps |
5回計測して、下り平均374.5Mbps出ました。
過去2回の超優良機種よりも速かった!
以前に当時優良機種として取り上げたWSR2533DHPLやWG2600HSで同じ条件で速度測定をした際よりも、実は今回の機種「WSR-5400AX6」の方が断然速度が出ていました。
過去2回と今回の計測結果を表にまとめてみたら、
下り速度 | WSR-5400AX6 | WG2600HS | WSR-2533DHPL |
1回目 | 468.5Mbps | 400.5Mbps | 306.3Mbps |
2回目 | 276.0Mbps | 370.3Mbps | 306.3Mbps |
3回目 | 390.6Mbps | 370.4Mbps | 306.3Mbps |
4回目 | 274.0Mbps | 320.3Mbps | 306.3Mbps |
5回目 | 463.4Mbps | 313.3Mbps | 306.3Mbps |
平均 | 374.5Mbps | 354.9Mbps | 306.3Mbps |
機種が新しくなるたびにどんどん速度が上がっていることが分かります(ネット回線は変わらずフレッツ光プロバイダGMOです)
さらに今までの機種と下り平均速度で比較してみると、
- 【今回】WSR-5400AX6:平均374.5Mbps
- 【前回】WG2600HS:平均354.9Mbps
- 【前々回】WSR2533DHPL:平均253.2Mbps
前々回測定した機種と比べると今回測定したWSR-5400AX6の方が平均120Mbps以上速くなっています!!
5GHzと2.4GHzで家中いたるところで比較した結果
さきほどの実験は、無線ルーターとスマホの距離がほぼゼロ距離でした。
なので少し現実的に1階から出た電波を2階の端の部屋で受信した場合どれくらい速度がでるのか「距離」を見てみました。
さらに「5GHzと2.4GHz」でどれくらい差が出るのか「電波の違い」も調べてみました
距離のイメージ的には下記イラストをご参考下さい。
今回上のイラストイメージの7つの場所(結構自分の家に配置が近いです)でスピードテスト比較をしました。
- 書斎
- 寝室1
- 寝室2
- ガレージ
- リビング(発信源)
- キッチン
- お風呂
⑤のリビングが電波の発信源で①~⑦の順番でスピードテスト後のスマホ画面を比較していきます。
1.書斎
①書斎で速度比較
- 5GHz
下り:103.9Mbps
上り:53.9Mbps - 2.4GHz
下り:14.4Mbps
上り:11.9Mbps
書斎では5GHzの方が2.4GHzに比べて圧倒的に速かったです。1階から2階への距離が少しありましたが、5GHzは安定した速度を出しましたね。
②寝室1
②寝室1で速度比較
- 5GHz
下り:179.6Mbps
上り:96.6Mbps - 2.4GHz
下り:27.4Mbps
上り:8.93Mbps
寝室1も5GHzの方が2.4GHzに比べて圧倒的に速かったです。リビングからの距離が近くなったこともありさきほどよりも速度が伸びましたね。
③寝室2
③寝室2で速度比較
- 5GHz
下り:49.0Mbps
上り:16.0Mbps - 2.4GHz
下り:11.4Mbps
上り:3.66Mbps
寝室2までは「階段」「扉」「距離」などの隔たりが多く、電波も1本だったため速度が落ちましたが、それでも5GHzの方が速かったですね。
④ガレージ
④ガレージで速度比較
- 5GHz
下り:118.7Mbps
上り:47.8Mbps - 2.4GHz
下り:9.80Mbps
上り:8.85Mbps
ガレージでは両方とも同じ電波2本でしたが速度に大きな差ができましたね。
⑤リビング
⑤リビングで速度比較
- 5GHz
下り:267.2Mbps
上り:36.0Mbps - 2.4GHz
下り:60.7Mbps
上り:30.8Mbps
※リビングの無線ルーターまでの距離は2m程度。
リビングは両方とも今までの中で一番高速でした。
⑥キッチン
⑥キッチンで速度比較
- 5GHz
下り:172.5Mbps
上り:91.2Mbps - 2.4GHz
下り:32.4Mbps
上り:24.3Mbps
キッチンでも5GHzの方が速かったです。5GHzで少し不思議に思ったのが、⑤リビングよりも上り速度が出ていることです。②寝室1でも同様な現象が起きており、「5GHzは少し距離がある方が上り速度が出やすいのか?」と予想しています。
⑦お風呂
⑦お風呂で速度比較
- 5GHz
下り:圏外
上り:圏外 - 2.4GHz
下り:2.13Mbps
上り:0.80Mbps
お風呂では5GHzはついに圏外に。5GHzの強みは速度が速いことですが、弱みは距離があまり出せないことです。
反面2.4GHzの強みは距離が遠くまで出せることですが、弱みは速度があまり出せないことです。
7回分の総括
103.9Mbps | 53.9Mbps | 14.4Mbps | 11.9Mbps | |
179.6Mbps | 96.6Mbps | 27.4Mbps | 8.93Mbps | |
49.0Mbps | 16.0Mbps | 11.4Mbps | 3.66Mbps | |
118.7Mbps | 47.8Mbps | 9.80Mbps | 8.85Mbps | |
267.2Mbps | 36.0Mbps | 60.7Mbps | 30.8Mbps | |
172.5Mbps | 91.2Mbps | 32.4Mbps | 24.3Mbps | |
圏外 | 圏外 | 2.13Mbps | 0.80Mbps | |
127.2Mbps | 48.7Mbps | 22.6Mbps | 12.7Mbps |
結果、5GHz帯の圧勝でした。あらゆる場所で下りが5~12倍の速度差をつけて勝利し、「普通に考えれば5GHzを使わない手はない」という結論になりました。しかし、お風呂場のような遠い場所であったり、障害物が多かったりする場所だと2.4GHzの方が繋がったりすることがあるので、「どうしても繋がらない場所は2.4GHzでチャレンジ」することをおすすめします。
我が家史上最高記録を更新したWSR-5400AX6を改めて紹介
- サイズは中ぐらいでスタイリッシュ
- 見た目がカッコイイ
- Wi-Fi6対応
- v6プラスにも対応
- 16個の機能を備えておりいわゆる「ハイスペック」
- 無線で下りMAX468Mbps出た
- 過去に実験したどの無線ルーターよりも速かった
- 2.4GHzよりも5GHzの方が圧倒的に速く、5GHzの範囲も思ったよりも広かった
⇒ 結果「全てにおいて」大満足な結果でした
このように、無線接続だったのにまるで有線接続かのような速度結果が出ました。時代の進化って凄いですね~。
今回の結果を踏まえて私はWSR-5400AX6を自信を持って他の人におすすめできます。
WSR-5400AX6が無料で貰える回線がある!?!?
今回ご紹介した名実ともにハイスペック無線ルーター「WSR-5400AX6」が、なんと無料で貰える回線が「2社 ⇒ 1社」あります。
※ソフトバンク光NNコミュニケーションズが2020年11月30日に撤退しました。
それは
です。しかもただ貰えるだけでなく、「キャッシュバックが多く貰えた上にルーターも市場価格よりも安く貰える」のです!
auひかり(NNコミュニケーションズ)の場合
auひかり(NNコミュニケーションズ)の場合、上の画像通り
- 最大35,000円+無線ルーター
と、今回ご紹介した無線ルーター「WSR-5400AX6」が貰える上にキャッシュバックが最大35,000円とかなり出ます。
ビッグローブ光(NNコミュニケーションズ)の場合
光コラボレーションのビッグローブ光(NNコミュニケーションズ)の場合、上の画像通り
- 最大10,000円+無線ルーター
と、今回ご紹介した無線ルーター「WSR-5400AX6」が貰える上にキャッシュバックが10,000円(光電話加入で+4,000円)とかなり出ます。
なので改めてWSR-5400AX6が貰える回線をまとめると
このようにauひかりは「最大高額キャッシュバック」or「高額キャッシュバック+無線ルーター」を選べます。
最後までご覧いただきありがとうございました。この記事を少しでも参考にしていただければ幸いです。
1位 ソフトバンク光 UP↑↑
【2021年2月22日更新】ソフトバンク光超高額キャッシュバックは3月31日までです!!!
- 月額:3,800円~
- 工事費用:実質無料
- CB:
3.3万円⇒最大46,000円(3/31まで!!)
∟ 戸建て・マンション一律!! - 特典:超高性能無線ルータープレゼント
- 特典:開通までポケットWiFiが無料レンタル
- 対応エリア:全国(広範囲)
- 違約金負担:最大 10万円
- おうち割:月額最大 1,000円割引/台
- スマホ違約金還元:最大9,500円
2位 auひかり
【2021年2月1日更新】auひかりマンション(NNコミュニケーションズ)のキャッシュバック額が大幅にアップしています!
- 工事費用:実質無料
- CB:5万⇒ 最大52,000円
- 特典:超高性能無線ルータープレゼント
- auスマートバリュー:月額最大 2,000円割引/台
- auひかりスタートサポート:最大25,000円(併用可)
- 解約撤去費用28,800円負担!
- 月額:3,800円~
- 対応エリア:全国
- 違約金負担:最大 3万円